家撮り部では工務店さんから様々な撮影依頼を受けていますが、あわせて継続的にお仕事をいただいているのが工務店の営業の方向け「建築撮影講座」。
工務店の営業の方は撮影自体は専門ではありませんが、最近は建てた家を事例紹介として、すぐにブログやSNSにアップしたいという要望があるようです。
その時に見違えるような建築写真が撮れるようになる、ちょっとしたコツを講習会でご紹介しています。1回の講習会で参加されるのは多い時で40名強。少ない時でも20名弱くらい。最初1時間の座学では50ページほどのテキストを使って、建築撮影のポイントを解説していきます。

明るさや水平、垂直の撮り方など一眼レフカメラやコンパクトデジカメを持っていない方はスマホを使って一緒に勉強していきます。
露出補正の部分ではお隣りに座られた方同士で、撮り合いっこをしていただき、座学も和気あいあいとした雰囲気のなかで進んでいきます。

理屈が大体理解できた後は、いよいよ撮影実習。1時間半から2時間くらいかけてショールームやモデルハウスを使って撮影をしていきます。
先ほど習った水平・垂直をきちんと曲がらず撮るのは慣れないうちはなかなか難しい。「真ん中は垂直なのに、端が曲がっているのはなぜ?」といった疑問を1つ1つ解説しながらもう一度撮ってみると今度は綺麗な写真が撮れています。
リビングだけでなくちょっと難しい玄関や、お風呂洗面台などの水周り。鏡に撮影する自分が映るだけに難易度は高め。一緒に撮りながら少しずつ覚えていきます。
1時間半くらいの実習が終わると、すごく綺麗な写真が撮れるようになり、満足度も上がって嬉しそうです。傾いた家よりも、きちんと水平・垂直が撮れた家の写真の方がいいですね。

家撮り部では「やさしい建築写真講座」を承っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。